
月曜日から、私の学校でSwift Playgroundsを教え始めて2年目になります。このクラスは年に1回(1四半期)、4年生と5年生に教えています。昨年はLearn to Code 1から始め、四半期末までにLearn to Code 2まで進み、今年はLearn to Code 3に進むつもりでした。1年目の経験については5月の記事に書いたので、そちらも読んでみてください。つまり、Learn to Code 1では生徒の学習曲線が非常に急激に上昇するということです。Swift Playgroundsを教え始めて2年目となる今年、私がどのような変更を加えるのか、そしてAppleがこのプログラムをどのように改善できると思うのか、ぜひこの記事でお伝えしたいと思います。
「Making The Grade」について:毎週土曜日、ブラッドリー・チェンバース氏が教育におけるAppleの活用に関する新しい記事を公開しています。彼は2009年から教育現場でAppleデバイスを管理してきました。数百台のMacと数百台のiPadの導入と管理の経験を活かし、大規模な環境でApple製品がどのように機能するか、IT管理の現場から得た教訓、そしてAppleが学生向けに製品を改善できる点について解説します。
Swift PlaygroundsとLearn to Codeシリーズを使って教えることで私が気に入っている点の一つは、本物のコードに触れられることです。K-12向けの「コーディングソリューション」の多くは、プログラミングの概念を通してコードを教えるものです。それ自体に問題はありませんが、私は生徒が本物のコードに触れられることを好みます。
他の多くのツールはブロックベースの概念を採用していますが、それが他の用途に応用できるかどうかは分かりません。私が皆さんに強調してきたことの一つは、コードを教えることは学校の木工教室を教えるのと同じだということです。木工教室を終えた生徒たちが家の作り方を習得するわけではありません。基本的な概念は理解するでしょうが、コーディングも同じです。しかし、教室を終えた生徒たちがアプリの作り方を習得するということはまずないでしょう(アプリにはコード以外にも多くの要素が含まれています)。生徒たちが、学んだトラブルシューティングスキルを人生の他の場面でも活用してくれることを願っています。
Swift Playgroundsを使った1年目の指導を振り返ってみると、難易度が上がるにつれて、終盤で一部の生徒が挫折しそうになったように思います。Learn to Codeのレッスン1~4は比較的取り組みやすいのですが、それ以降は急激に難しくなります。中には(他の生徒よりもプログラミングを楽しんでいた生徒もいて)優秀な生徒もいましたが、クラス全体の興味を維持する方法が必要です。Appleへの唯一の提案は、低学年向けのSwift Playgrounds Jr.を開発することです。
5月に、プログラミングの授業でロボットを使うというトレンドは、すぐに費用がかさむので好ましくないと書きました。生徒全員に100ドルのロボットを配布するのは現実的ではないと思いますが、少人数のグループであれば、ある程度の可能性があると思います。
学校のSTEMプロジェクトに助成金が支給されたので、授業で使用するためにSpheroロボットを10台購入しました。授業の生徒数は最大19名なので、生徒はパートナーと協力して課題に取り組むことになります。Swift Playgroundsと統合されているため、ロボットを使って実際にコードを書くことになります。
最初からロボットを使うわけではありませんが、Learn to Code 1のレッスン5あたりからロボットを使うようにすることで、学習に苦労している生徒のモチベーションを維持できるようにしています。デジタルオブジェクトを動かすプログラミングではなく、実際にコードを使ってロボットを制御できるようになるのです。
ロボットに慣れてもらうために数回の授業を行い、最終課題として、地面に貼り付けるメジャーテープを使って迷路を作る予定です。Swiftコードを使ってロボットを操作させる計画を生徒に考えさせます。Swift Playgroundsを使った授業2年目に、このすべてがどのように完成していくのか、とても楽しみです。
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